ミャンマーの管区と州の違いとは?数・特徴を初心者向けに解説

東南アジアに位置するミャンマーは、豊かな自然や多様な文化を持つ国として知られています。しかし、日本ではまだ情報が限られており、「どのような地域で構成されているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

ミャンマーを理解するうえで欠かせないのが、「管区(かんく)」と「州(しゅう)」という行政区分です。これは、日本でいう「都道府県」に近い役割を持っていますが、その成り立ちや意味合いには、ミャンマーならではの特徴があります。


ミャンマーは「管区」と「州」で構成されている

ミャンマーは大きく分けて、以下の2つの行政区分で構成されています。

(出所) ミャンマー地方行政区分地図 – 旅行のとも、ZenTech

  • 管区(Region)
  • 州(State)

それぞれの違いを簡単に説明すると、

  • 管区:主にビルマ族(多数派民族)が多く住む地域
  • :少数民族が多く暮らす地域

という特徴があります。

この区分は単なる地理的な違いではなく、ミャンマーの歴史や民族構成を反映したものです。


管区と州の数はいくつある?

現在、ミャンマーには以下の行政区分があります。

  • 管区:7つ
  • 州:7つ
  • 連邦直轄区:1つ(首都)

たとえば、最大都市があるヤンゴンは「ヤンゴン管区」に属しています。一方、観光地として有名なシャン州は「州」に分類されます。


なぜ「州」が存在するのか?

ミャンマーには100以上の民族が存在するといわれています(ミャンマー政府発表だと135民族)。国内人口のうち約70%はビルマ族とされており、管区に居住しています。

一方で、少数民族が多く暮らす地域には、一定の自治を認める形で「州」が設けられています。民族によってはビルマ族が大半を占める中央政府と対立することもあり、カレン民族武装組織やカチン独立軍など民族ごとに軍を組織している場合もあります。

(出所)ミャンマー軍政、カレン民族同盟(KNU)をテロ組織に指定 – KWP News/九州と世界のニュース

これは、多様な民族が共存するミャンマーならではの仕組みであり、国の成り立ちとも深く関係しています。


地域ごとに文化や魅力が大きく異なる

ミャンマーの魅力のひとつは、地域ごとにまったく異なる文化や風景が楽しめる点です。

たとえば:

  • 平野部が広がる管区では、都市や商業が発展
  • 山岳地帯が多い州では、民族ごとの伝統文化が色濃く残る

このように、「どの地域か」によって人々の暮らしや文化が大きく変わるのが特徴です。


まとめ:まずは「管区と州」を知ることが第一歩

ミャンマーについて理解を深めるためには、「管区」と「州」という基本的な区分を知ることが重要です。

  • 管区=主に多数派民族の地域
  • 州=少数民族が暮らす地域

この違いを押さえることで、ニュースや観光情報もぐっと理解しやすくなります。

それぞれの管区・州の特徴については、また別の機会でお伝えできればと思います。

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